クロ用撒き餌の基本ワザ

クロ釣りの撒き餌はアミ1角+オキアミ1角+集魚剤が基本です。解凍して使えるようになるまで、夏場で2時間、冬場だと半日ほどかかります。常時解凍しているお店もありますが、週末や祝日には売り切れることもあるので、念のため予約しておきましょう。

【 アミ 】

国内で捕れるプランクトンの一種で1.5~2cmとやや小さめです。比重が小さく、浅い場所を漂うのでクロを浮かす効果があります。柔らかくて食べやすいため、磯では本命のクロのほか、アジやスズメダイなどの雑魚まで寄せてしまいますが、これを利用して、エサ盗りを本命ポイントから離れた場所に集めることも可能です。

【 オキアミ 】

ほとんどが南極産です。やはりプランクトンの仲間で、2cm(Mサイズ)から3.5cm(LL)とアミよりも大きく、身もかたくしまっています。比重があるので潮に乗ってクロのポイントまで届きやすい本命エサですが、付け餌には鈎やガン玉の負荷があるため、撒き餌よりも早く沈む傾向があります。この速度のズレを見越して撒き餌を打ち込むポイントを決めるとよいでしょう。

【 集魚剤 】

周辺の魚を素早く寄せて浮かせ、活性を高めるほか、餌をばらけにくくするため遠投性が高まります。比重が軽く増量効果もあるので、アミ・オキアミと混ぜて使うことで撒き餌の広がる範囲を絞ることができます。撒き餌がスロープ状に効くために、付け餌をその中に持って行くことが重要になります。色々な種類があるので風向きや潮の速さ、ポイントまでの距離などに応じて選んでください。

【 付け餌:オキアミ生 】

冷凍オキアミのSサイズかMサイズを使ってください。サイズは使う鈎の大きさに合わせます。変色したり、乾燥したものは避け、大きさにバラつきがなく、形が整っていて身に透明感があるものを選んでください。

【 付け餌:加工品 】

オキアミはエサ持ちがあまりよくないので、蜂蜜などに漬けた加工品が用意されています。身がしまているため遠投しても鈎から外れにくく、スレたクロにも効果があります。

【 付け餌:オキアミボイル 】

ボイルや半ボイルのオキアミはエサ持ちがよく、エサ盗りにも強いエサです。遠投しても身切れしにくい反面、浮きやすいので取扱いには慣れが必要です。

【 付け餌:ムシエサ 】

エサ盗り対策として砂ムシ(岩デコ/キスゴ虫)を使うことがあります。雑魚は喰わずにクロは喰ってくるエサですから、エサ盗りの多い夏場には準備しておきましょう。遠投も効くので、本命の釣果がないときにはキスやメバル、カサゴなどを狙うことができます。